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DATE : 2017/12/12 (Tue)
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DATE : 2009/11/13 (Fri)
大腸は直径約10センチ、長さ約1・5メートルの管状の臓器で、おなかの中を1周しています。その管内に、がんができるので内腔が狭くなったり、つまったり、出血したりします。肛門に近い大腸がんでは、出血は血便として自覚されることが多く、また便が固形になっているために閉塞しやすくなります。一方、肛門から奥の大腸がんの場合は、出血しても血液が便に混ざり、知らないうちに貧血になってしまいます。さらに便が水様なので閉塞しにくく、腫瘍がおなかの外から触れるほど大きくなることもあります。

  大腸がんが疑われた時に最初に行うのは、大腸内視鏡検査です。以前は肛門から内視鏡を挿入される恥ずかしさや、「検査中おなかが痛くて大変だった」などの話を聞いて、拒否される方がいました。今は内視鏡の性能が良くなり、医師の挿入技術も向上したため、あまり苦痛はありません。内視鏡切除が可能かどうかの判断も同時に行います。繰り返しますが、早期発見の機会を逃さないために、積極的に内視鏡検査を受けて下さい。

  さて、手術が必要な大腸がんが見つかった場合は、がんが周囲にどのように広がっているか、リンパ節は腫れているか、肝や肺に転移はないかが問題になります。これらを検査するのはCTスキャンです。その解像度の向上はめざましく、「いざ手術をしてみると診断と違った」ということはほとんどなくなりました。また、大腸の血管も描出することができ、術前に切除範囲を決定するのに役立ちます。

  PET―CTも有用な検査法です。これはFDGという薬が、がん細胞に集まるという性質を利用したものです。術前検査としても行われますが、がんの再発の有無、抗がん剤や放射線治療の効果判定にも非常に有効です。
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