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DATE : 2017/12/12 (Tue)
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DATE : 2010/01/09 (Sat)
外科医、健診医としてがんと長年向き合ってきてがんの現状を知る者として、がん撲滅、がん克服というスローガンには違和感を抱かざるをえません。

外科医としての手術による治療と並行して、がん免疫治療を目指してがん関連遺伝子の研究に携わっていました。その経験から言えることは、がんは以下のようにとても巧妙で厄介なものだということです。

・老化、炎症、発がん物質等によって遺伝子レベルの傷が蓄積して発がんする

・正常細胞と比べて増殖が速く急速に増大、進行してゆく

・ある程度の大きさになると転移を起こし複数個所、隣接や遠隔の臓器で増殖する

・抗がん剤、免疫治療、放射線療法を続けてゆくと、完治できない場合は耐性ができて効果が減じてくる

・早期では症状はほとんどなく、進行がんや末期がんになって初めて症状を呈する

・遺伝子そのものに、ある時期が来ると発がんするプログラムが組み込まれている

・遺伝子を操作して発がん、がんの進行を阻止するには、その臓器のすべての細胞の遺伝子に作用しなくてはならず、理論的には不可能といえる

・肝がん(B型C型肝炎ウィルス)、胃がん(ヘリコバクター・ピロリ)、子宮頚がん(パピローマウィルス)は人と人との接触によって感染することで発症する

・免疫治療は正常細胞とがん細胞の相違点(抗原性)を見つけその部分を選択的に攻撃する必要があるが、がん細胞は巧妙に正常細胞に似せてカモフラージュするので攻撃しにくい

・従来の抗がん剤は細胞分裂の盛んながん細胞を攻撃するが、正常細胞でも白血球や腸粘膜のように細胞分裂が盛んな部位も攻撃され副作用が避けられないため、必要十分な量の抗がん剤を投与できないことが多い

・がん治療の基本は手術によるがん組織の切除だが、臓器の機能に障害を来すために十分に切除できないことがある

・がんの最大の外的因子は喫煙だが禁煙することは困難である

以上のことからがんの撲滅や克服というのは適当ではないように思うのです。

男性の5割、女性の3割が一生の間にがんを発症します。がんで重要なのはやはり発症頻度の高いがんの順番に1年に1回検診を受けることにつきるでしょう。具体的には、大腸がん、胃がん、乳がん、肺がん、子宮頚がんが頻度の高いがんです。
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