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DATE : 2024/04/24 (Wed)
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DATE : 2009/08/07 (Fri)
埼玉県立がんセンターは31日、緑黄色野菜の摂取が大腸がんの予防に効果があることの科学的メカニズムを、同センターの研究グループが世界で初めて発見した、と明らかにした。同センター・臨床腫瘍(しゅよう)研究所の川尻要専門員(61)らが科学技術振興機構と共同研究。「野菜摂取は大腸がん予防に効果的」との世界保健機関(WHO)の提言を科学的に裏付けるもので、将来的に大腸がん予防薬の開発につながる可能性も出てきた。

 正常な大腸細胞では、がんを抑制する「APC」というタンパク質が、がんを誘発する別のタンパク質「β‐カテニン」を分解し、異常増殖を抑えることがすでに研究で明らかになっている。

 川尻氏らのグループは、遺伝子異常によってAPCが欠損して腸内でがんを多発するマウスに、緑黄色野菜に多く含まれるアミノ酸成分「インドール」を添加したエサを与えて飼育。インドールを摂取したマウスは、約30個あった腫瘍が3分の1程度に減った。

 インドール摂取マウスは、腸内で別のがん抑制タンパク質「AhR」の働きが活性化していて、APCと同じようにβ‐カテニンを分解。結果的に発がんを抑制することを突き止めた。

 インドールは緑黄色野菜のほか、特に、アブラナ科のブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどに多く含まれているという。

 日本では、大腸がん患者は胃がんに次いで多く、毎年約10万人が新たに罹患(りかん)。その背景には、近年の動物性脂肪や高タンパク質中心の食生活が指摘されている。
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DATE : 2009/08/06 (Thu)
カプセル内視鏡と呼ばれる低侵襲性の癌(がん)スクリーニング手技に大きな期待が寄せられている。
カプセル内視鏡検査では、患者はバッテリーで作動する、両端にビデオカメラを搭載した排泄可能な小さなカプセルを飲み込む。
研究の結果、鎮静を必要としないカプセル内視鏡検査は安全で、大腸を視覚化する低侵襲性の手技であることが判明。カプセルは約98%の患者で目的どおりに機能し、飲み込みやすく、排泄に問題を認めた患者はいなかった。約93%の患者で服用後10時間以内に、バッテリーが切れる前に体外へ排出された。ほとんどの副作用は軽度であり、大腸の前処置に関連していた。
専門家は、「鎮静が非常に困難なために大腸鏡検査が受けられない患者や受けたくない患者にはカプセル内視鏡が適切と思われる。

DATE : 2009/06/02 (Tue)
抗がん剤が効くタイプの患者かどうかを、遺伝子検査などで事前に判定する試みが広がっている。
進行した大腸がんに対する新しい抗がん剤「セツキシマブ(商品名アービタックス)」について、国立がんセンター東病院(千葉県柏市)は、患者の遺伝子検査を、一部に保険がきく先進医療として始めた。効果がないと判明した場合には使用を控えることで、無用な副作用や患者の経済的負担を減らすのが目的だ。
セツキシマブは、大腸がんが手術できないほど進行した場合や再発した場合の治療薬として昨年7月、承認された。がん細胞を直接攻撃するのではなく、がん細胞の表面に増える「上皮成長因子受容体(EGFR)」に結合し、がん細胞の増殖を抑える薬だ。
 ところが、大腸がん患者の4割には、がん細胞内で増殖の信号を伝えるKRAS(ケイラス)という遺伝子に変異があり、変異した遺伝子は自ら細胞増殖の指令を出すようになる。このため、KRAS遺伝子に変異がある患者では、セツキシマブを用いて受容体を抑えても、がん細胞の増殖を防ぐ効果がない。
 米国などの試験では、KRAS遺伝子に変異がない進行がん患者にセツキシマブを使った場合、生存期間は9・5か月と、使わない場合の4・8か月より約2倍長かった。一方、KRAS遺伝子に変異がある患者では、セツキシマブを使った場合(4・5か月)と使わなかった場合(4・6か月)で差がなかった。
患者によって効くタイプかどうかを事前に調べる検査は、他にも数種類の抗がん剤で行われている。
 乳がん治療薬のトラスツズマブ(商品名ハーセプチン)は、がん細胞に特定のたんぱく質が増えているかどうかや遺伝子を調べたうえで、効果のあるタイプの患者に使用される。
 肺がんに使う抗がん剤ゲフィチニブ(商品名イレッサ)は、EGFR遺伝子に変異があるタイプの患者で、効果が高いとされている。また、肺がんや大腸がんなどに使われるイリノテカン(商品名カンプト、トポテシン)では、白血球減少や下痢などの副作用が特に強く出るタイプの患者を事前に調べる遺伝子検査が昨年、保険適用された。

DATE : 2009/06/01 (Mon)
大腸癌(がん)再発を予測するための遺伝子検査を最初に行うことが個別化療法に有用であり、より毒性の低い、よりよい標的療法の選択につながることが、英国の新しい研究によって示された。
比較的早期であるステージII(※所属リンパ節、遠隔転移なし)の大腸癌患者(全症例の25~30%)は大多数が外科手術のみで治癒し、化学療法追加による便益が得られる患者は少ない。新しいOncotype DX検査では、これらの大腸癌患者のうち再発しやすい患者とそうでない患者を識別することができる。

DATE : 2009/04/29 (Wed)
腹腔鏡や胸を開く胸腔鏡を使った手術は、がんの領域でも広がっており、胃がんや大腸がん、肺がん、乳がん、腎臓がんなどで増加傾向にある。
 内視鏡外科手術のメリットは、傷口が小さくて目立たないこと。回復が早く、社会復帰までの時間も短い。ただ、気をつけるべきことは、がんの進み具合によっては対応できなかったり、一部に保険が適用されなかったりすること。前立腺がんなど、腹腔鏡での手術が技術的に難しい例もあるため、従来の開腹手術などの説明も受けて考えてほしい。
 治療を受ける病院をどう選ぶべきか。日本内視鏡外科学会が公表している技術認定医を確認するのも良い。
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